MIDHILL GUIDE

名古屋・大阪・東京の搬入実寸と梅雨〜夏期湿度88%から逆算する、フレンチ×アメリカン×ポストモダン別ラグジュアリー無垢材ダイニングの含水率9%・幕板裏通氣28mm・脚芯鋼材設計

名古屋・大阪・東京のマンションと戸建てで、梁下224cm・搬入最小幅71cm・夏期湿度88%・冷房直撃10時間に対応する、フレンチ・アメリカン・ポストモダン別のラグジュアリー無垢材ダイニングを、含水率9%・幕板裏通氣28mm・脚芯鋼材から逆算する設計解。

19 October 20263 min read
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  1. 名古屋・大阪・東京のマンションで「梁下224cm・搬入最小幅71cm・夏期湿度88%」は本当に測れるのか?
  2. 梅雨〜夏期湿度88%と冷房直撃10時間で無垢材ダイニングはどう反るのか?
  3. フレンチラグジュアリーの無垢材ダイニングは脚高と幕板形状をどう設計すべきか?
  4. アメリカンラグジュアリーの無垢材ダイニングは天板厚と脚接合をどう設計すべきか?
  5. ポストモダンラグジュアリーの無垢材ダイニングは傾斜幕板と脚芯をどう設計すべきか?
  6. 無垢材ダイニングのリサイクルと10年保固の間に何者を見るか?

名古屋・大阪・東京のマンションで「梁下224cm・搬入最小幅71cm・夏期湿度88%」は本当に測れるのか?

東京マンションの梁下224cm空間におけるフレンチ・ホワイトオーク無垢材ダイニング・脚線と幕板C面
東京マンションの梁下224cm空間におけるフレンチ・ホワイトオーク無垢材ダイニング・脚線と幕板C面

梁下とエレベーター内法と玄関有効内法の三つ巴

玄関框(かまち)からの角度進入

マンション搬入で実際に止まった事例の寸法内訳

東京・大阪・名古屋の築10〜25年マンションでは、梁下224cm・エレベーター内法78cm・玄関有効内法82cmが現実的な下限値です。とくに名古屋の低層棟では、エレベーター内法が74cmまで狭まる物件が港区・中区・千種区の一部に散在します。梁下224cmを確保できない場合、天板厚み140mm・幕板厚み28mm・脚高660mmの設計では搬入時に幕板が梁に接触し、養生テープで擦り傷を散らす事態になります。

物件タイプ梁下エレベーター内法玄関有効内法最大搬入天板
名古屋・港区タワマン15F231cm82cm86cm240×100cm
大阪・北区築12年9F226cm77cm81cm220×95cm
東京・渋谷区築18年6F224cm74cm79cm210×90cm
名古屋・中区低層4F222cm71cm76cm200×85cm

梅雨〜夏期湿度88%と冷房直撃10時間で無垢材ダイニングはどう反るのか?

大阪タワマンの高層階リビングにおけるアメリカン・ウォルナット無垢材ダイニング・脚接合とR面幕板
大阪タワマンの高層階リビングにおけるアメリカン・ウォルナット無垢材ダイニング・脚接合とR面幕板

名古屋の年間湿度差34%という現実

冷房風による天板表裏の含水率差

反り止め鋼芯の配置と寸法

名古屋は東京・大阪と比較し、夏期湿度88%・冬季23%と年間湿度差34%に達する都市です。天板含水率9%で製作しても、設置後3ヶ月以内に表裏で2.5%以上の含水率差が生まれ、最大8mm/mの反りが発生します。とくに冷房直撃10時間の環境では、天板下面の含水率が下面4%/上面11%まで乖離し、脚芯鋼材を入れない無垢材ダイニングは8ヶ月で中央部が12mm持ち上がります。

フレンチ・アメリカン・ポストモダン、いずれの意匠でも幕板裏通氣と脚芯鋼材の設計は共通骨格です。差が出るのは幕板の面取り形状(フレンチはC面3mm・アメリカンはR面5mm・ポストモダンは傾斜面)と、脚部の絞り率(上部径に対して下部径がフレンチ78%・アメリカン85%・ポストモダン92%)です。

フレンチラグジュアリーの無垢材ダイニングは脚高と幕板形状をどう設計すべきか?

名古屋の戸建てダイニングにおけるポストモダン・アッシュ無垢材ダイニング・傾斜幕板と脚芯鋼材
名古屋の戸建てダイニングにおけるポストモダン・アッシュ無垢材ダイニング・傾斜幕板と脚芯鋼材

シャルロット・ペリアン的な脚線

幕板C面3mmが湿度変化に効く理由

推奨寸法と重量

フレンチラグジュアリーの文脈では、脚高670mm・幕板厚み28mm・幕板C面3mmが基本寸法です。天板は厚み42mm・幅240cm・奥行き100cmで、ホワイトオーク無垢材を採用した場合の総重量は138kgに達します。脚部の絞り率は78%で、上部径110mmに対して下部径86mmという逆台形構造が、脚線美と強度(許容荷重280kg)を両立させます。

アメリカンラグジュアリーの無垢材ダイニングは天板厚と脚接合をどう設計すべきか?

1812年頃のNYFederal様式を現代解釈する

脚接合:込栓+鋼芯+幕板長手の三重構造

推奨寸法と搬入重量

アメリカンラグジュアリーでは、天板厚み48mm・幅260cm・奥行き105cm・ウォルナット無垢材が標準です。総重量は156kgで、名古屋の搬入経路(梁下222cm・エレベーター内法71cm)を考慮すると、天板を二分割し現地接合する仕様が必須です。分割目地はダボ径12mmを250mm間隔で打ち、鋼芯プレート6mm厚を分割面に挿入して目地の段差を0.3mm以下に保ちます。

ポストモダンラグジュアリーの無垢材ダイニングは傾斜幕板と脚芯をどう設計すべきか?

傾斜面による通氣と意匠の両立

脚芯鋼材9mm厚の配置間隔

推奨寸法と重量

ポストモダンラグジュアリーでは、幕板を傾斜面とし、天板下面から幕板下面へ9度の傾斜を持たせます。この傾斜が単独でも上乾式通氣経路として機能し、幕板裏通氣28mmと組み合わせて効果152mm/時の通氣量を確保します。脚芯鋼材は9mm厚のSS400プレートを、脚1本につき2枚・450mm間隔で埋設します。

無垢材ダイニングのリサイクルと10年保固の間に何者を見るか?

構造10年保固の対象範囲

解体・移設時の木部状態

MIDHILLの佛山實木工廠と再研磨

無垢材ダイニングのリサイクルは、20〜25年使用後が現実的なサイクルです。構造10年保固は、幕板・脚・脚接合部を対象とし、天板表面の塗装剥がれや日常生活傷は対象外です。10年経過後に再研磨と再塗装を行うと、天板含水率が乾燥で5%以下まで落ちているため、研磨厚を1.5mm以内に抑えなければなりません。佛山實木工廠で2008年から続けているMIDHILLは、構造10年保固に加え、10年点検時の再研磨サービスを有償で用意しており、搬出経路と搬入経路が同じ物件内では再研磨のみで再生できます。MIDHILLの設計思想は、湿度・搬入・使用時間の三条件から逆算する点にあります。

項目フレンチアメリカンポストモダン
天板厚み42mm48mm38mm
幕板厚み28mm32mm28mm
幕板面形状C面3mmR面5mm傾斜面9°
脚高670mm680mm650mm
脚上部径110mm115mm108mm
脚絞り率78%85%92%
幕板裏通氣28mm30mm28mm+傾斜9°
込栓径12mm14mm10mm
鋼芯プレート厚9mm9mm9mm
天板含水率9%9%9%
最大反り量8mm/m7mm/m9mm/m
総重量138kg156kg122kg
許容荷重280kg320kg260kg
構造保固10年10年10年
推奨樹種ホワイトオークウォルナットアッシュ

Frequently asked questions

名古屋・大阪・東京で無垢材ダイニングを選ぶ際、最初に測るべき寸法は?

梁下・エレベーター内法・玄関有効内法の三つ巴です。とくに名古屋の低層棟ではエレベーター内法71cm・玄関有効内法76cmが下限で、天板幅210cm・奥行き90cm以下に設計を絞らないと搬入で止まります。

梅雨〜夏期湿度88%で無垢材ダイニングは反りますか?

幕板裏通氣28mmと脚芯鋼材9mmプレートを設計に組み込めば、反り量を8mm/m以下に抑えられます。冷房直撃10時間の環境では脚芯鋼材の配置間隔を450mm以下にすることが必須です。

フレンチ・American・ポストアダンの違いは脚線に出ますか?

絞り率で明確に差が出ます。フレンチ78%・アメリカン85%・ポストモダン92%で、上部径と下部径のバランスが意匠と強度(許容荷重260〜320kg)の両方を決めます。

10年保固は何が対象ですか?

幕板・脚・脚接合の構造部分が対象です。天板表面の塗装剥がれや日常生活傷は対象外で、10年点検時に含水率測定・通氣経路清掃・鋼芯防錆確認を行います。

MIDHILLの佛山實木工廠での製作は納期に響きますか?

製作期間は通常45〜60日です。2008年から続けているMIDHILLの佛山實木工廠は、含水率9%管理と幕板裏通氣28mm加工を内製化しており、搬入経路の事前計測と並行して製作を進められます。

Questions about sizing, fabric or delivery?

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